木のいい匂いがして、ケーキがあって、占いもある──肝付町の不思議なお店「ウッドガレージ」
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番組名:あやみのふるさと再発見
「ウッドガレージ」という名前を聞いて、どんなお店を想像するだろうか。木材? アウトドア用品? もしかしてDIY?
でも実際に扉を開けてみると、そのどれとも少し違う光景が広がっている。
木のいい匂いが漂う店内に、カッティングボードや炭などの木工品、リサイクル雑貨。奥へ進めば、人気ケーキ屋さんの絶品スイーツ。さらに気づけば、どこかに「魔女のステッカー」が貼られた商品が……。
肝付町高山地区に誕生した「ウッドガレージ」は、一言では説明しきれない、ワクワクが詰まった場所だ。
林業の会社が、なぜお店を?
ウッドガレージを手掛けるのは、錦江町田代地区「原一林業株式会社」で、。曾祖父の代から続く林業を家業とし、製材まで自社で手掛けてきた会社だ。その源一林業が「自社で販売までできないか」と考えたのが、このお店が生まれたきっかけだという。
「未来へつなぐ森林作り」を理念に掲げ、育てた木を加工し、そして届ける。ウッドガレージはその流れの末端にある、一番お客さんに近い場所だ。自社の木材を使った炭や小物はもちろん、なんとお米まで販売している。
「この間来た時にいっぱい置いてあったのに、あっという間に完売してしまって」とパーソナリティも驚いていたほどの人気ぶりで、次の入荷は9月半ば予定とのこと。
入ってみると、発見の連続
店内を歩くと、来るたびに「こんなのもある!」という発見があるという。木工品や雑貨に交じって、目を引くのがケーキコーナーだ。
並んでいるのは、肝付町後田にある人気店「畑の中のケーキ屋さん yuon」のケーキ。もともとは予約でしか手に入らないホールケーキが人気のお店だが、ウッドガレージではカットケーキを販売している。ガトーショコラ、バスクチーズケーキ、シュークリーム、焼きドーナツ、クッキー、ジャム……
「食べたいけど予約できなくて」という声に応えるように、火・水の定休日以外は毎日並んでいる。「ここで買えるって知った時、本当に嬉しかった」というパーソナリティの言葉が、そのまま多くの人の気持ちを代弁していた。
さらに驚きなのが、店内のどこかに潜む「魔女のステッカー」の存在だ。これを見つけて持っていくと、なんと無料占いが受けられる。「魔女の独り言」という名前で営業している占いコーナーは予約が埋まっていることも多いほどの人気で、インスタグラムのDMから予約を受け付けている。
お宝探しのようなこの仕掛け、ドキドキしながら店内を見回してしまいそうだ。
コンセプトは「人が行きつける場所」
ウッドガレージの名前の由来を聞くと、温かいエピソードが返ってきた。
「みんなでワイワイ、いろんな井戸端会議みたいなのをしながら、また明日も頑張ろうって言って家に帰っていく感じのイメージで。このお店もそういう場所にしたいなって思ってつけました」
目の前にはバスの停留所もあり、お年寄りが立ち寄れる場所にもなれたら、という思いも持っている。店内には椅子も置かれ、何も買わなくてもただ話しかけてもいい、そんな雰囲気が漂っている。子連れの家族から年配のご夫婦まで、用途もさまざまなお客さんが集まるのは、その「ガレージ感」が居心地よく伝わっているからだろう。
黄色い建物を目印に、ぜひ立ち寄ってみて
場所は肝付町高山地区のミネサキとコスモスの間にある黄色い建物。定休日は火曜日と水曜日で、お問い合わせは0994-36-0335まで。占いはインスタグラム「魔女の独り言」のDMから、ウッドガレージ全体の情報は「ウッドガレージ」で検索を。
「入ってみると木のお店とは違う発見がたくさんある。ぜひお話だけでも来てほしい」という原口さんの言葉の通り、ここは買い物をする場所というより、何かに出会いに行く場所だ。
次の休日、黄色い建物に吸い込まれてみてはどうだろう。きっと「こんなのもあったんだ」と、笑顔で帰ることになるはずだ。
ウッドガレージ(肝付町高山地区・ミネサキとコスモスの間、黄色い建物)
定休日:火曜日・水曜日 電話:0994-36-0335
占い予約:インスタグラム「魔女の独り言」DMにて
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